クルマをもっと楽しく、カーマニアック@編集部です。
8年落ちのメルセデス・ベンツCLAを購入して早々にブレーキパッドの残量が2mmしかなかった事が判明し販売店の対応も思わしくないので、DIYで交換することになりました。
整備保証付きで買ったから勿体ないとも言いますが純正ブレーキパッドはメタル配合のためブレーキダストが半端なくホイールはいつも真っ黒、タイヤハウス付近もメタルダストがへばりついて半端なく汚いのです。だから社外製のダストフリーに交換することにしました。
ダストフリーブレーキパッドでホイールを汚さない
今回は楽天市場を使って「えちごや製」のNAO素材(ノンアスオーガニック)のブレーキパッドにします。
ペダルタッチは純正に近くローターへの負担も少ないのが魅力です。何よりもブレーキダストが国産車なみに超少ないのが最高です。
それと純正に比べて圧倒的にリーズナブルな価格もイイですね。前後セット1台分で1万円台とはマジで驚きプライスです。バックプレートもついてる!一度使ったら戻せませんよ。
CLAのブレーキ交換は裏コードで解除する
ブレーキパッド交換で困った人も多いでしょう。フロントブレーキパッドだけなら普通に交換できますが、リアパッドは厄介です。CLAのパーキングブレーキは電気式なのでブレーキ解除してもピストンが交換位置まで戻ってくれません。でも裏コードを使えれば誰も交換することが出来るので詳しく説明しましょう。
パーキングブレーキを解除し、表示をオドメーターにしてオフにする
もう一度イグニッションをACCの位置まで回す
ステアリング右の電話ボタンと左のOKボタンを同時に約5秒押す
裏メニューが出たら上下ボタンでブレーキパッド交換を選択してOK
こちらの画面になったらOKボタンでフィッテング位置へ移動
こちらの画面になったらACCのままパッド交換作業を開始
交換作業が終了したらOKボタンを押して元の位置に戻します。
片持ちブレーキはパッド交換が少し面倒
4ポット式などだとストッパーピンを抜くだけでパッド交換できますが、片持ち式は本体を抜かないと交換できないのが面倒です。
フローティングになっているボルトを片側ずつレンチを掛けて取り外します。
と、その前に!ブレーキ残量センサーを抜いておきます。
パッド側に刺さっているのとキャリパー側に刺さっているプラグを引っ張れば抜けます。
交換ランプが点灯していなければ再利用可能ですから丁寧に扱いましょう。もし破損していても消耗品扱いで社外品なら1000円くらいのパーツです。
フロントはごく普通のブレーキなのでピストン戻し工具で初期位置まで戻します。
なんと4ポット風のダミーカバーが付いていますが、こちらは次の記事にてwww
本体が抜けるとパッドがフリーになるので交換可能です。
もうペラペラのパッド!なんちゅう整備してるんだかね。まったく最悪の中古車ディーラーですわ。
新品のパッドは12.5mmありました。
元の位置に装着したら、逆の手順で戻していけば作業終了です。
リアブレーキは電子式でピストンが戻っているのでピストン戻しすることなく交換するだけなのでむしろ簡単に作業できます。なので作業内容は割愛します!
リアには何故かブレーキ残量センサーもありません。リアのパッド残量はしっかりありましたが、ブレーキダスト対策のため前後とも交換します。
ブレーキパッド交換は最後が肝心
1)リアパッド交換も終わったら、運転席でOKボタンを押して元の位置に戻します。
2)パーキングブレーキをオンにしてからジャッキダウンします。
3)エンジンを掛けてブレーキペダルを踏みごたえが出るまでポンピングします。
4)ローターとの当たりが出るまでしばらくは慣らし運転します。
パッドが減った状態でブレーキフルードを追加したりした場合はフルードが溢れている場合があるので念の為エンジンルームを確認しておくと良いでしょう。これは新品パッドになったことでピストンが押し戻されてフルードがタンクに逆流することで起きます。溢れたフルードはボディを侵食して錆びさせるので気をつけましょう。
あとがき
一般人なら自分でやらないのかも知れませんが、カーマニアックではブレーキパッド交換くらいはDIYしちゃうでしょう。もちろん自己責任ですが、そもそもクルマの管理はドライバーの責任です。
このブレーキパッドはダストがほぼゼロで純正よりブレーキタッチが良いみたいです。
この先はドレスアップとチューニングになります。お楽しみに!
エンスーで行こう! カーマニアック@編集部でした。
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