カーマニアック編集部です。
旧車やキャブ車にとっては難関のユーザー車検にトライするという無謀な企画ですが、編集部のサニー@は何度もクリアしてきました。いよいよ事前の準備も完了して本番当日!いざ車検場に2連ウェーバーキャブのジネッタを持ち込みレポートします。
前回のおさらい「検査内容の確認」
検査内容をあらためチェックしましょう。車検場の検査は以下の通りですがDIYで出来ない光軸調整とサイドスリップ調整はテスター屋でお願いしましょう。たぶんテスター屋で自賠責保険への加入を薦められますので24か月分の加入をしましょう。
- 書類確認:車体番号と車検証、申請書の内容確認
- サイドスリップ:直進時の横滑り検査、トー角の確認
- ブレーキ:前後フットブレーキ、サイドブレーキの確認
- スピードメータ:速度表示と実際の速度の誤差確認
- ヘッドライト:照射光軸と照度の確認
- 排気ガス:排気ガスの一酸化炭素COと炭化水素HCの濃度を測定
- その他:ヘッドレスト、シートベルト、触媒、排気音量、反射板、ブローバイ処理
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車検場の受付
準備編で申し込んだ控え(予約番号)を持って書類を記入します。
重量税と検査手数料の印紙を購入して3種類の書類(検査票・重量税納付・申請書)を作成して検査窓口へ提出します。
書類の書き方はこのように詳しく説明書きがあるので大丈夫です。記録簿については後整備ですと言えばOKです。
受付手続きが済んだら書類をもって、申し込んだ時間帯に車を検査レーンに運びます。
検査レーンへ
いつもいつも横浜検査場は大渋滞です。7レーンもあるのにいっぱいで中々進みません。
検査レーンに入る前に、書類確認・ホーン・ハザード・ウィンカー・タイヤ溝・排気音・ウォッシャー・バックランプの検査を目視で行います。そのため大勢の検査官が歩いています。※月曜日・金曜日の第一ラウンドは混むみたいです。
小型車・普通車なら基本的に並ぶのはどこのレーンでも大丈夫ですが、ここでポイントがあります。
私の場合は「車検場不慣れです」というメッセージを出して入っていきます。それはハザードを点滅させて入ることです。すると検査員に声をかけられますので「車検場って久々で忘れちゃいました」と言えば、検査レーンで検査官が1名付きっ切りで丁寧に対応してくれます。
ということで・・・検査官に言われた通りに「ブレーキ踏んで」「サイド引いて」「ライト点けて」「排ガスプローブ挿して」と指示通りにやってあっという間に終了です。
検査レーン内の写真がないのは、あっという間すぎて・・・写真を撮る時間も無かったのです。
レーンの最後に偉い人がいて書類にハンコを押してくれたら・・おしまい!
再び事務所へ
ハンコをもらった書類をもって検査事務所へもどって検査担当窓口に提出。しばらくすると呼ばれて車検証と車検ステッカーをもらえます。
何回やっても何とも言えない満足感なんですよね。このステッカーを貼る時が堪りません。
まとめ
準備さえしっかりできていれば、本番は意外と簡単におわりますが、NGが出たときに大変なんですよね。排気ガスでNGを出した時もありましたが、再検査であらためて並ぶのがしんどかったです。NGだすとあっという間に時間が過ぎて今日中に終わらないんじゃないかって心配になるほどです。
何事もなければ、午前中に終わって午後はドライブなんてことも可能です!
チャレンジしてみてはいかがですか?
予報は晴れのち快晴です。カーマニアック編集部@サニーでした。
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