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クルマをもっと楽しく、カーマニアック@編集部です。
8年落ちのメルセデス・ベンツCLAの長期レポートでは、ブレーキパッドの交換も無事に完了し、少しいじりたい気持ちが湧いてきます。
そこで、今回はAMGラインというAMGスタイルエディションを活かしたルックス重視のクルマいじりに専念したいと思います。専用の10mmスペーサーを入れてワイドトレッド化してツライチセッティングに挑戦します。ついでにキャリパーとのスキマが出来るので広がった部分にキャリパーカバーを設置していきます。カーマニアック編集部は実にアホな企画もいたします。
ブレーキキャリパーカバーで4ポッド風に変身させる
いきなりアホらしい企画ですが、10mmスペーサーを入れるとキャリパーとのスキマが開くんですね。そこでプラスチック製の4ポッド風カバーを使ってスポーティに仕上げてみたいと思います.
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このパーツについては外れたら危険だと賛否あるパーツで見た目も値段も手軽なようですが、決して素人向けのパーツではありません。絶対にブレーキ機能に影響を与えない設置が必至です。ここでは安全に考慮した装着をしていますが編集部ではオススメしません。洒落が分かる方に見て笑ってもらう企画です。あぁ、こんなクドクドしい説明が面白くないじゃん・・・
キャリパー接地部分を制作する
実はAクラス向けのボルトオン専用品もあります。とても良くできているようですが、ここでは洒落で工作するだけなので汎用品で行きます。
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通常ではこのような汎用品なのでキャリパー本体との接地部分をブチルスポンジで制作します。ブチル用の強力両面テープと接着剤でカバーに固定します。
キャリパーの本体とアルミワイヤーで固定
片持ちブレーキなので車体側とキャリパー本体はフローティングとなっています。つまり車体側にはカバーの関係部品を触れさせてはいけません。
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さらに万が一の事を考えて柔らかく簡単に切れるアルミ製の針金を使って固定します。最近では100均でも売っています。カバーに針金を通す穴を開けて簡単にカバー側も破損して抜けるように細工をしておきます。カバーとキャリパー本体は強力両面テープで貼り付いているので、ワイヤーのテンションによって強固に固定されます。実にアホらしいですが楽しい工作です。
マジメばかりでもつまらない…息抜きにこういうのもアリでしょう。
ワイドトレッドスペーサーでツライチセッティング
ここからは少しだけマジメです。
ベンツのホイールハブ経の多くは66.6mmですが、CLAもそれです。ホイールのボルト穴は112×5になりますので国産車用のワイドトレッドスペーサーは使えません。
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ホイールのブレを防ぐためにもハブリングが付いているタイプが好ましいのですが、社外製ホイールのハブリングならいいものの、純正ホイールに使えるものって多くないのです。
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こちらはフロント用スペーサーのハブリング
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こちらがリア用のハブリング
前後でハブリングの厚さがこんなに違っています。フロントはとても薄いので扱いに気をつけないと歪んだらハブリングの意味がなくなります。アルミ削り出しで実に良く出来てる製品です。
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実際に取り付けていきますがテスト装着してガタが無いかチェックしていきます。
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このような感じに車体側のハブにガタが無くきっちり装着できればOKです。
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ホイール側にも装着テストしてハブリングがガタ無く装着されればOKです。ちなみにダストフリーのブレーキパッドに交換したので「関連記事」ホイールに新しい汚れが着いていません。
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それと必ず用意しなくてはならないのが、ロングホイールボルトです。国産車ならスタットボルトの打ち直しが必要ですが、ドイツ車はホイールナットでなくホイールボルトなので、ロングボルトを使えば済みます。
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ボルト式はホイールの着脱がとても面倒ですが、このような場合には重宝します。10mmスペーサーを入れるので12mmロングタイプを入れました。
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ワイドにしたことでキャリパーカバーも余裕で収まって装着完了しました。感心しつつ笑うところです!
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車高を落としていないのでツライチと言う雰囲気がありませんが、程よいワイド感が出ています。CLAはノーマル車高でもフロントリップを擦るので車高調を入れるならリアをキッチリ下げる必要がありますね。
あとがき
たかが10mmですが、両側で20mmになりますからワイドトレッドスペーサーの効果は見た目だけなく設置感にも影響するものです。ただホイールハブをしっかり掴んでいないとホイールセンターが出ないので高速などでブレが生じたりしますから、なるべくハブ付きスペーサーを使ったほうが良いです。10mm以上のワイドにするならロングボルトでは危ないので、オフセットやリム幅の大きい社外製ホイールなどを検討することをオススメします。
クルマでもっと楽しく遊ぼう! カーマニアック@編集部でした。
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