カーマニアック編集部です。いよいよオリンピックが開催される2021年の1月、なんと編集長がオープン2ドアしか持っていないと言う理由からメルセデス・ベンツCLA180の8年落ちの中古車を購入してしまいました。
手狭なガレージに増車となったCLAですが、何とかかんとか収まりましたww
最下級モデルの8年落ちにもメルセデスらしさがあるのか?
今にしてそのデザインはどうか?
使い勝手は?
長く乗り続けられるか?
そんな疑問を抱えながら、メーカー宣伝なしのホンネで長期レポートを開始します!
さっそく納車されたCLAについて、あらためて全体を見てみましょう。
どんな感じにイジっていこうか、どんなメンテナンスがありそうか、お楽しみに!
メルセデス・ベンツCLA180 AMGライン 2013年モデル納車
近くのベンツ専門でやっている中古車ディーラーを探してCLAを物色してみた。
厚木市にあるメルセデス・ベンツ専門の中古車販売店。ここで紹介しようと思っていたが、納車時にスペアキーは無いは、追加メンテ費用出したのに、ブレーキパッドはペラペラ、整備記録は渡さないなど、あれえへん対応だった。親愛なる皆様に紹介できる業者ではないので控えることにした。
店の対応は置いておいて、同クラスの中古車はいっぱい有りましたよ!やはりね、AクラスやCクラスはとにかくタマ数が半端なく多いらしくて値段は安い方だと思う!
なんでCLAなのかというと、基本的に貧乏くさい4ドアが嫌いだから。それで可能な限り4ドアぽくないのを物色するとコレが浮上したのだ。
タテのクラス的ではエントリーAクラス。
ヨコのクラスとしてはクーペなのでCLが付くようで、CLAなのだそう。
だからSクラスのクーペにはCLSと言うモデルが有る。
検索要件:4名以上乗れる4つドアで、小さく邪魔にならない美しいヤツ
この要件は当たっているでしょう。さらにモデルチェンジして2年ほどだけど新型が少しはずてしまった感あるので、旧型のCLAのデザインが見直されてるところさえある。
そしてメルセデスを買うならシルバー以外は考えられない、思いつかない。
ということで、この個体で決まり!
サインするまで10分掛からなかった。ww
美しすぎるCLAのデザイン
それでは早速ながら・・・
というか今更ながら・・・
デザイン的を見ていきましょう。今だからこそ感じるところもあるでしょう。
インプレッションに使ったところは、もちろん箱根ターンパイクです。
サッシュレスドア
まずこれ、サッシュレスのハードトップなのが実に良い!剛性とか言う前に必須項目です!バブル時代は日本にもカリーナEDや初代シーマなど、デザイン優先でこのサッシュレスが大ブームになりました。
みなさん分かります?このスッキリしたドア。あの邪魔な窓枠がないだけでここまで美しい。私はこれを見るとオープンカーをラインアップさせたくなる!
これって横に車があって狭いときにはウィンドウを開けると実に乗り降りしやすい!実用性もある仕組みなんですよ。
リア下がりの存在感のあるフォルム
まるでダンゴムシのようなリアに向けて落ち込むデザインがたまりません。
ラウンドして流れ込む形状に、アクセントとなるダックテールが!
古風なやり方が「びびっ~~!!!」と来るじゃないか。
CLAは実際にこのダックテールがデザインのキーポイントになっているんです。ここで全体の統一感とスポーティ感をまとめているんですね。
C117型のCLAデザインは2ドアクーペにも匹敵するところが最高です。
デザイン優先だからリアシートは頭打ち
美しいとは言え、決して良いところだけじゃない。
デザイン優先だからこそ後部座席はクーペならではの頭打ちです。
このクラスで4ドアクーペを作るとなれば何処かにシワ寄せが来るものです。
後部座席に編集長が乗ると、頭をぶつけるので乗れたもんじゃない。
最近までガレージにあったR33スカイラインのようなものです。
見た目のとおり2ドアクーペらしくてヨシ! と思えば ◎
リアが狭いおかげで貧乏くさくないのが ◎ で良いかな?
リアはそんな感じ。
でもドライバーシートは快適そのもの!
ステアリングから計器類にいたるデザインはよく出来ている。今でも古さは感じない。現在は他メーカーが内外デザインともに真似ているところも感慨深い気がする。※認めないのは知ってます
ちょうどいいサイズ感のCLA
メルセデス・ベンツはSクラスの事だ! なんて言うのも昔の話。
Aクラスの開発から始まってメルセデスは積極的に小型化に取り組んでいる。
このCLAはその取り組みの大きな挑戦(成功車)だったといっていい。
実際にいま最もよく見る小型車がメルセデスA~Cクラスと感じるほど浸透しているから大成功だったと言える。日本人はドイツのデザイン好きなんだよな。。
全長4680全幅1780全高1450と、全長が短いワイド&ローで、全長だけを見るとプリウスと同等で決して大きくなく小さくもない日本の環境に適しているのも成功した要因だろう。
ただ、何度も言うが・・・後部座席は頭があたるのだ。
フツーすぎる1600ccターボエンジン
さて今回のCLA180は、初代モデルC117で、排気量は1.6Lでターボを搭載している。
こちらの写真は今どきの大きなプラスチック製のエンジンカバーを外したスッピン状態。
エンジン好きには「超つまらんビジュアル」である。
ワクワク感が全くゼロとうのは驚きだ。
でも今回の目的が4ドアで4人以上乗れる普通の車なのでこれでいいのです。
でもヒドイよねこれ・・・
性能的にはカタログ値で120馬力台と非力なエンジン。
発進時は「あれ?寝ているのか?」と感じるほど、”ゆるきゃら” ぶり
また微妙な踏み増操作では7速ミッションは妙な変速ショックを感じる。
ただ50キロ以上の巡航で走ると過給領域では比較的快適に走るところをみるとドイツなどヨーロッパの道路環境に最適化されていると感じる。
つまり日本のストップアンドゴーが多い都市部ではストレスが溜まる仕様でブレーキもカックンブレーキなので信号のたびに気を遣う。そうそうブレーキダストも凄いのはメタル入りブレーキパッド特有のドイツ仕様って感じは相変わらずのようでブレーキローターも容赦なく減りまくる。
コーディングでパワーアップできる
この非力エンジンについて更に調査すると、何とかなりそう?なので報告です。
実はドイツ本国仕様と日本仕様ではECUの設定でデチューンされていてるらしい。それでECUのプログラムをちょっとコーディングしてやるだけで150馬力台まで上がるようなのだ!マジか?
ECUコーディング?
これは、良い話を聞きつけたぞ!
早速カーマニア的なネタじゃないか!
お手軽パワーアップを手掛ける予定なので、お楽しみに!
CLA AMGラインのスポーティなデザイン
CLAを選ぶときに通常モデルとAMGラインで甲乙つけがたかった。
通常モデルはエレガントさがあって流石はメルセデスのデザインと思う。
購入したのはAMGラインだが本来のAMGとは少し違っている。
まったく同じにしてしまうのも有りか。。。
編集部らしくカスタマイズして楽しんで行きましょう。
AMGラインの一番目立つところはダイアモンドグリルと言われる放射線状にメッキパターンが広がるデザインが特徴。
これだけでそれとすぐわかる。
カスタマイズ候補にAMG GTパナメリカーナグリルにするのもいかな・・・
しかしブリスターフェンダーくらいになっていれば似合うかもしれないが、グリルばかり目立つ最近のトヨタ車や三菱車のようで気が進まない。
アフターメーカーさん
レポートさせて頂きますのでご連絡お待ちしてます!
CLA180長期レポートは健康状態から
内外ともに綺麗だが、8年落ち65000キロの中古車。
様々なメンテナンスが必要になる頃と予想されます。
いろいろ診断もやりながら、皆さんと楽しくやれればと思います。
感心ネタから、バカなネタまで、一緒に楽しみましょう。
世界一美しいCLAバンザーイ!
カーマニアック編集部 KUBOHでした。
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