スマートフォンがあるのに時計って必要?・・・
クルマ好き・カメラ好き・時計好きはこれまで趣向品の鉄板でした。次々と新しい物が生まれた実に愉快な時代だったからこそ魅力的な物も多かったのでしょう。
スマホ時代となった今では腕時計の必要性を感じない人が増えています。
確かに…私もあまり時計をしなくなりましたが、慌てた時は手首を眺める・・・www
それでも人前に出る時や、仕事の打ち合わせ、イベント時などは「正装」として、時計は絶対つけていくんですね。もともと腕時計はファッション性が強いものですが、以前よりずっとその傾向が強いかもしれませんね。
腕時計はファッション中心の時代へ
腕時計が好きなら緻密で精巧な機械式時計は憧れではないでしょうか。可動軸にはルビーなどの宝石が使われ美しい姿はスケルトンにする価値のあるものです。
そろそろオーバーホールの時期かな?なんてちょっとカッコいいですよね。
これまで機械式ムーブメントと言えばスイス製、クオーツ式なら日本製という時代が有りました。意外と古い時計は高額取引されているので、チェックしてみるのもいいと思いますよ。とくに機械式時計は使っていないと動かなくなってしまうので価値が激減していしまいます。
最近では腕時計の魅力の中心であった機械式ムーブメントもクオーツも中国製が大躍進し、コストだけでなく精度も高くなったことで有名時計ブランドが採用するまでになっています。
私は機械式しか興味がなかったのですが、今ではDIESELなどのファッションメーカーPBブランドで尖ったデザインを重視するようになっています。ファッションブランドが次々と新しいユニークな腕時計製品を発表するようになりました。
今回ピックアップしたのは、15,000円~30,000円くらいまでの手頃なプライスでありながら、素材やデザインに拘りつつ、かなり仰天的な存在感を感じるブランドに集中しました。
斬新なアイデアで注目したいモデルをご紹介します。
腕時計の王道ロレックス(ROLEX)、オメガ(OMEGA)、ブライトリング(BREITLING)、ピゲ(PIGUET)などは一切登場しません。
そう、最近では定額サブスクリプションで高級腕時計がレンタルできるサービスなどが流行っているようです。月額定額の4,378円からあるので好きな時計がとっかえひっかえ持てる魅力はイイですね
腕時計デザインのポイントと風潮
20年前はまだ男女ともに必須アイテムでしたが、大手ブランドが中心となってしまいデザインと言ってもお堅いスタンダードなものが多かったです。その中で安価でファッション性の高いデザインが評価されたスウォッチあたりが新風を巻き起こしました時代がありました。
現在は腕時計をする人が減っているにも拘らず無数のブランドが日本に入り込んできています。時計専門のメーカーが自社ブランドだけではやっていけない時代になっているのです。そのためファッション系やスポーツ系の人気ブランドのPBであったりと異種格闘技戦となっているのが現状です。時計専門のメーカーがPB向けにOEMやODMをするようになってより自由度が増しています。
デザインの風潮的には文字盤は大きくベゼルが細身のタイプが多いのが特徴です。そしてインデックスについてはシンプルな物が人気が高いです。やはりスマホ時代のためか、時計の機能というよりアクセサリーの要素を重要視している人が多いようで、時間の見やすさよりファッションセンスに溢れたデザインを優先する傾向です。
そのため、ベルト・ストラップがラグから簡単に取り外せてカラバリで自由に交換できるアップルウォッチみたいなタイプなど、ファッション性の高い楽しみ方も充実してきています。ラグはケースのバックに配置するなど文字盤を浮き上がらせるようにスッキリしたものが多いのも目立ちます。
それと環境を意識した天然素材やリサイクル素材などを使った腕時計も登場しているところは環境を重要視する私にとって見逃せません。
世界のファッション腕時計を一斉比較
平凡な腕時計だったら面白くない。さりげなく手首に注目されるような「さすが〇〇さん、おされー!」と思われちゃうブランドを集めてみました。
それぞれの国の個性が小さな世界に凝縮された素敵な時計をご覧ください。
VEJRHOJ(ヴェアホイ) デンマーク
2014年設立の新ブランドVEJRHOJ(ヴェアホイ)は、天然木やステンレスなどの素材の良さを活かして北欧らしい独創的かつシンプルな腕時計をデザインするブランドです。
2017年に北欧で「Brand New Nordic」の最高賞を受賞。デザインとしてはスリムなデザインを特徴として木材とメタルの融合性がクラシカルな雰囲気を持っている。木製部品が頑丈なガラスの下で保護され、ステンレス製の腕時計と同等の耐久性を備えているという強度を確保しているのが素晴らしい。地中海あたりを航海するクラシックヨットクルーザーの計器を彷彿とさせる真鍮風の色合いと木製のコントラストが他には無い秀逸のデザインといっていい。これは私も欲しいと思う。
ムーブメントはスイス製
Ibarra Watch(イバーラ) フィリピン
Ibarra Watch は非常に珍しいフィリピン発祥の時計ブランドです。名前の由来はフィリピンの国民的英雄に関連して付けられたようです。フィリピンでは国を挙げてのブランド戦略をしており、大統領も身に着けて推奨されています。デザインはいかにもクラシカルに見えるのは文字盤のデザインだけではく風防もドーム型を採用しておりOldWatchFanを喜ばせてくれるモデル。
ケースは丸みを帯びてリューズも丸みを帯びて使いやすく細かい細工があしらってある。インデックスの文字は特徴的で、まるで懐中時計のようなスタイル。裏側はスケルトン仕様になっており美しい機械式時計の楽しみも兼ね備えている。しっかりカレンダー機能も搭載しているところも真面目に時計を作っているというのが伺い知れて好感度が高い。これも私が欲しいと思うモデルです。
文字盤の大きさは控えめなので小柄な人にとても似合いそうです。
ice-watch(アイスウォッチ) ベルギー
ベルギー発のファッションウォッチブランド「アイスウォッチ」。日本での発売以来人気を博しています。どこかスウォッチを思い出すような感じがあります。多彩な色とシリコンラバーなどの素材と独特の形を組み合わせたデザインが特徴。価格が手ごろでありながら上質なデザインは毎年新しいデザインで展開している。
ピックアップしたモデルはスワロフスキー400個を二重構造の文字盤に使った煌びやかなデザイン。浮かびあがるように見える造形が秀逸。しかもダイバーズデザインは10気圧の性能でベゼルはSilverとGoldで季節にあわせたクール感を味わえる。日本製のムーブメントが使われている。
愛用者としてきゃりーぱみゅぱみゅさん、アヴリル・ラヴィーンさん、ジェニファーロペスさん、高橋 愛さんなど
PICTO Watch(ピクトウォッチ) デンマーク
PICTO Watch(ピクトウォッチ)は2018年日本で正式に取り扱いが始まりました。世界で初めてピクトグラムで時間を表示する「時間のアイコン」としてアートを表現。ブランド立ち上げ同年にニューヨーク近代美術館MOMAに認められる快挙を成し遂げています。ピクトグラム(情報を示すために視覚記号)によって時間を表現した腕時計を1984年に誕生させ、現在もそのデザインコンセプトを継承している。点と線の表現は時間を読むのではなく視覚的に感じるという独創的なアプローチをしている。時間ごとに変化を続けるグラフィックデザインを見るような、不思議な感覚を楽しめます。北欧デザインはいま注目されています。
日本製ムーブメントを使用
まとめ
どれも手軽に購入できる価格帯のブランドですから着替えるように楽しめそうです。
如何でしたか?昔からのWatchFanの方には知らなかったブランドが多いのではないでしょうか。
ファッション関係などに精通している方ならむしろ良くお分かりかも知れませんね。
それほどに時計の市場も文化そのものも変わっているという事だと思いますが、腕時計の魅力はむしろ増しているのではないかと感じます。もっと自由に素敵なデザインを手軽に手に入れる事が出来る今だからこそ誰も持っていないオリジナリティの高い腕時計と出会うチャンスがあります。
私もまた時計が欲しくなってしまいました。
皆さまにも素敵な時計との出会いを!
予報は晴れのち快晴です。サニー@でした。
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