《仕事の羅針盤シリーズ》では最終的に「いきがい」をもって働けることを願って執筆しています。ちょっと視点を変えるだけで小さなことに悩んでいたことが分かります。
今回は、なぜ人は会社を辞めたいと感じることがあるのかをまとめた記事「いきがい」から(マズローの5段階の欲求)にあてはめて掘り下げます。
その中で①仕事内容をとりあげます。
仕事への情熱を感じるか
この5つの中から「仕事に情熱」を感じている方は、言い換えれば「自己実現欲求」が満たされている状態です。仕事に「やりがい」を求めて、それにより高いモチベーションを保つことができます。満たされている間は、多少のことは犠牲にしても苦になりにくいタイプです。転職はもちろんですが独立して企業・フリーランスでも成功する可能性が高いです。
先ずやるべきこと
それは、やりたい仕事の内容をはっきり言えるようにすることです。何となくのイメージだ「こんなじぶん」ではなくもっと具体的にです。「なりたい自分」ではなく「やりたいこと」ですから混同しないようにしましょう。例えば大雑把でもいいので内勤業務より外勤業務「新しい人との出会いが好き」などであったり、直販営業ではなく代理店営業「長く深い付き合いが好き」であったり、経営コンサルよりITコンサル「元エンジニアのスキルを発揮したい」だったりです。
現在の会社自体に不満がないのであれば、配置換えで解消できる可能性が充分にあります。このような人に抜けられるのは会社にとっても損失です。転職を考える前に先に上司などに相談してみることをお薦めします。
やりたい仕事と出来る仕事
それは、自分の得意な事「スキル」とやりたい事にギャップが無いか知っておく事です。幸いにしてどちらも同じであれば申し分ありません。しかし客観的にみて双方にギャップがある場合、会社にとって不利益となる異動を認められないのが通常でしょう。
やりたい仕事に専門的な知識「スキル」が必要なのだとしたら先に学んで資格や専門スキルを取得するなどアプローチの方法を考える事をお薦めします。
やりたい業種も違う場合
これは、もう転職する以外に方法は無いでしょう。大手企業ならグループ内に別業種があるかもしれませんが転籍や出向はハードルが高いです。「やりたいこと」が見つかるのが嬉しいことですが、こういう事態も起きます。むしろ見つかったのなら素晴らしいことですから前向きに!このレベルの方の転職は「会社に引き留められる」と思いますので大いに悩んでください。
専門性の高い業種であれば業種に特化した転職支援サービスを活用することをお薦めします。同じ業種で様々な比較ができるので成功への近道です。
また未経験の業種向けにスキルアップ教育が付いた転職支援もあるので全く新しい世界にチャレンジしてみるのも素晴らしい経験になると思います。文末に業種に特化した転職支援サービスを一覧にしてあるので活用してください。
あとがき
残念ながら会社という組織の中で、やりたい仕事が出来る可能性はそう高くはありません。たとえ雑用であっても誰かがやらなければならない仕事があるからです。それでも雑用仕事が大好きな人が居るのも事実なんです。
仕事内容に不満を持つことはポジティブな向上心の表れですから成功すると思います。頑張ってください!
予報は晴れのち快晴です。仕事の羅針盤でした。
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